コカリナ演奏会♪
コカリナという楽器はご存知ありますか?
簡単にご説明すると、土で出来たものはオカリナ。木で出来たものはコカリナ。
その音はと言うと、木から作られたせいなのか、森のなか小鳥がさえずるような綺麗な音を奏でます。
なぜか、初めて聴いたのにすごく愛着を感じる音なんです。
そして実際のコカリナを演奏しているお写真がこちら…
手に隠れてしまって多少、見えにくくなっておりますね(笑)
改めまして、本日はコカリナの音楽演奏ボランティアにお二方お見えになり、コカリナ演奏、ピアノ伴奏と、お二人の人柄で素敵な午後を演出してくださいました。
ご利用の皆さまに伺ったところ、半数以上の方はコカリナは初めてだったようです。
音を表現するならば、(優しい、柔らかい、温かい、ふんわり、透明感のある、芯がある。)そんな形容が似合う音色です。
初見でこんなに親近感を感じたのは、この楽器、私自身と似ているところがあったからでしょう!
特に、優しい、芯がある。なんてフレーズはお気に入りです(笑)
冗談はさておき、お集まりの皆さんも楽器と一緒にうたを歌いました。お話に笑いもしました。
とても優しい時間が過ぎていくなか、最後の曲中、ひとりのご利用者がピアノ伴奏者に近づいていかれました。
ご自分で車イスをこがれて。
通常、周りのスタッフは演奏の妨げにならないようにと、その方の進路を変えさせて頂くものですが、この時ばかりは見守らせていただきました。理由は、ピアノを奏でている方、その車イスの方の娘さんだったのです。
母と娘の間柄。歳をとっても母と娘なんですね。
演奏をしている娘さんの隣で、そっと見守る姿に感動しました。
皆さんの前で演奏する、きっと自慢の娘さんです。
始まりは娘さんからお話を頂いて、今日のコカリナ演奏会となりました。
「母にも聴かせてあげたい。」 その言葉が全てだったように思います。
今回、お写真の掲載の許可を得ましたので載せさせていただきます。
母と娘。
素敵な時間をありがとうございました。